乃木坂46のキーパーソン生駒、桜井が激動の一年を振り返る
初期からセンターに立ち、グループを牽引してきた生駒里奈、そしてキャプテン・桜井玲香。結成して5年目を迎えた乃木坂46の若きオピニオンリーダーが今、見ている風景とは?「FLASHスペシャルグラビアBEST 2016 新春号」にて特別対談を行っている。
-ふだんはどんな関係ですか?
桜井
一緒にいて楽だよね。
生駒
うん。いろいろしゃべれる関係だよね。一緒にいるときは私の話を聞いてくれる存在だから、助かってるよ。考え方も似ているしね。迷ったら玲香ちゃんに相談することが多いかな。
桜井
この間もご飯に行ったよね。
生駒
撮影が一緒だったあしゅりん(齋藤飛鳥)と(星野)みなみも一緒だったね。スタジオで話し足りなくて、そこで終わっちゃったらもやもやするから。
桜井
舞台『すべての犬は天国へ行く』で同じ時間を過ごしてからじゃない? よくご飯に行くようになったのは。
生駒
誰かとご飯に行きたいってあまり思わなかったけど、最近楽しいって。
桜井
私も同じ(笑)。
-お互いのよいところは?
桜井
生駒は欠けちゃいけないメンバー。グループの先頭に立って引っ張ってくれたのは生駒だし、それは今でも変わらない。生駒がいたから道筋ができたので、すごく感謝しています。今はセンターはやっていないけど、のびのびした姿を見ていると安心します。
生駒
そういうこと言ってくれるの、玲香ちゃんぐらい(笑)。私は猪突猛進タイプだから、頭が固いんですよ。これと決めたことは貫きたい。その考え方をほぐしてくれるのが玲香ちゃん。いつも冷静でいてくれるから。
-キャプテンらしくなりました?
生駒
女のコたちをひとつにまとめる作業って難しいことなんです。やれって言われても、具体的に何をやればいいのか、誰も教えてくれないじゃないですか。しかも、ぽんこつとまで言われて(笑)。なのに、引き受けているわけですから。ほかのメンバーができないことをやっているのが玲香ちゃん なんです。
桜井
フフフ。ありがと。
生駒
夏の全国ツアーが始まる前、メンバーの声を聞くのは玲香ちゃん の役目なんです。私は話し合いの場で解決したいから、わーって言っちゃうんだけど、意見を言えないメンバーもいるじゃないですか。そういうコをケアしてあげられるんです。
桜井
グループが前に進むためには誰かが意見を言わないといけないし、ケアをしないといけないんだよね。
生駒
私はキャプテンじゃないから、好き勝手に言ってます(笑)。
桜井
だけど、「誰かが言わないといけない」ということに最初に気づいたのは生駒だったんだよ。初期はメンバーの意識に差があったから。それが、シングルでいうと4、5枚めくらいのころ。
生駒
5枚目(『君の名は希望』)以降は特に言うようになった。それはコンサートの会場の規模が大きくなっていったから。初めてのことを経験するから、わからないことだらけなわけです。なのに、誰も何も言わない。だったら、嫌われてもいいから言っちゃえ、みたいな(笑)。
桜井
意見を言わないタイプのコが集まったよね、乃木坂46って(笑)。
生駒
私は、中学の吹奏楽部で意見をぶつけ合う経験をしていたから、たまたまそれができるっていうだけなんだけど。
桜井
私は乃木坂46に入るまで誰かをまとめるなんて一度もしたことなかったよ(笑)。
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